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◆バットマン・ビギンズ
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B5M7R8/c0030-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51SRE828WTL._SL160_.jpg" border="0" alt="バットマン ビギンズ" hspace="10" align="left"/></a>
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クリストファー・ノーラン監督の映画はこちらが最初だった。
彼は、この一本でバットマンを根底から変えてしまった。
それまで描かれてきたものは
アメリカン・コミック・ヒーローとそのTV化のテイストを踏まえた
映画化の範疇を出ないものであったが
クリストファー・ノーランはバットマンを生身の人間として
受け止めて真正面から描くことを徹底する。
例えば、何故バットマンなのかを幼年期のトラウマと重ねて丁寧に描く
バットマンカーもTVシリーズで人気の漫画チックなスタイルを踏襲しない。
バットマンの翼の現実性さえ説明しようとする。
その結果、架空であるはずのヒーローのリアリティーが増し
周辺の人物の描写も俄然立体感を帯びてくる
特にヒールの存在、ラール・アズ・グールが
ハリウッドの勧善懲悪的な型に嵌った「悪」ではない点が大きい
彼の配下であるスケアクロウも含め
ヒールもまた人間離れした能力を持っていない
生身の人間であることが返って恐い。
音楽は『グラデュエーター』、『ラスト・サムライ』のハンス・ジマー
重層的なメロディーが映像世界にピッタリとマッチしている。
今夏には
クリストファー・ノーランとクリスチャン・ベールの
『バットマン・ビギンズ』コンビによる最新作
『The Dark Knight』が公開される。
ジョーカーは一体どんなふうに描かれるのか、
今から待ち遠しい。