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presented by susumulab

CINEMALOG


好きな映画の話を始めたら熱くて止まらない
そんな動機で始めたメール配信を、今度はブログに拡張展開

◆たそがれ清兵衛

たそがれ清兵衛 [DVD]




幕末前後を舞台にした小説や映画で
描かれる人々を見ていると
明治以前とそれ以降では同じ日本人とは思えないほど
大きな精神の断絶を感じることがある

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posted 150512 | comment (1)

◆ガタカ

ガタカ [DVD]





アルファベットのG,A,T,Cだけを残しては消えて行くテロップ
美しいメロディ 不思議な物体の落下 謎のタイトル
オープニングから引込まれてしまう

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posted 140412 | comment (0)

◆ウォルター少年と夏の休日

ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ・エディション [DVD]


飛行機の中で観たとかで
話してくれたひとりの少年と二人の老人の物語
それはまるで現代版アラビアンナイトみたいな冒険譚で
映像もないのに彼女が語るじいさんたちの生き様に
ぼくは思わず涙した
その本編を今回漸く観ることができた 涙が止まらなかった

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posted 310311 | comment (0)

◆最後の誘惑

最後の誘惑 [DVD]




もう何度観たことだろうか

人間イエス・キリストの心の葛藤が
そのまま映像と圧倒的な音楽になって
観る者の魂を激しく揺さぶる

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posted 231210 | comment (3)

◆パプリカ

パプリカ [DVD]


『インセプション』を観終わった日、興奮が深夜までつづき
夢つながりで急に『パプリカ』が観たくなった。
でも遅い眠気がさしてきたので途中で止めて寝た。
お盆にシャンパン片手に訪ねてくれた友人(謎の郵便局員)に
映画を想って黄色いパプリカ入りのサラダを振舞った。
二度目の『インセプション』を観たあと、突然の訃報を知った。
今敏、46歳。

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posted 280810 | comment (2)

◆インセプション

メチャメチャしびれた。

今も滅茶苦茶興奮している。
やはりキューブリックの魂を継ぐのはこの人だ。

『メメント』で記憶と記録が目の前の現実に対し
如何に脆弱であるかを突き付け、
『バットマンビギンズ』で荒唐無稽なアメコミヒーローを
徹底的にリアルな人間として描いて見せ
『ダークナイト』のジョーカーをして
善と悪の境界の不確かさを厳しく問いかけた。
『バットマンビギンズ』の細部に拘るその執拗な姿勢は
何処かキューブリックを彷彿とさせ、『メメント』は
『現金に体を張れ』の刺激的な時間描写を想起させる。
そして、今、、、

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posted 110810 | comment (6)

◆『隠し砦の三悪人』

隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]


とぼとぼと野原を歩くのっぽとちびの二人組。
突然画面下から大きく苦痛に歪む落武者の顔が現われ
そのあとに騎馬隊がわらわらと追ってくる。
オイオイ、このシーン、どっかで観たことないかい。
一難去ってまた一難、ハラハラドキドキにして痛快無比、
スターウォーズの原点たる冒険活劇の始まり始まり。

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posted 191209 | comment (7)

◆未来世紀ブラジル

未来世紀ブラジル [DVD]


カフカの『城』に迷い込んだかのように
不条理な情報局の風景。
どう見ても機能的とは言えないメカと配線。
そんな未来都市ブラジルで、
人々は厳しく管理され情報と書類の山に埋没してゆく。

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posted 010609 | comment (0)

◆評決―ポール・ニューマンに捧ぐ―

評決


ハードボイルド好きなら
『動く標的』の探偵リュー・アーチャー
『タワーリング・インフェルノ』の有名建築家という役もある
代表作を数え上げたら切りがない
でも、ぼくはやっぱりあのアル中の弁護士が好きだ

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posted 061108 | comment (3)

◆にっぽん泥棒物語

にっぽん泥棒物語




この映画のことをどう説明したらいいのか
戸惑ってしまう
大昔に、テレビで、しかも一度観ただけの
それでも心に強く残る山本薩夫監督の傑作

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posted 011008 | comment (4)

◆攻殻機動隊 2.0




13日、急に思い立ち、速攻走って転んで
(階段で足が縺れてスッテンコロリン、参った)
滑り込みセーフ
一分前に映画館の席に座ることができた

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posted 170708 | comment (1)

◆攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL)

GHOST IN THE SHELL~攻殻機動隊~




このアニメを映画館で観た人はあまりいないだろう。
ぼくもずっと後になってからDVDで観たが
そのときの衝撃は今も新しい。
それが全編リニューアルでこの7月12日から劇場公開される。

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posted 210608 | comment (2)

◆バットマン・ビギンズ

バットマン ビギンズ






クリストファー・ノーラン監督の映画はこちらが最初だった。
彼は、この一本でバットマンを根底から変えてしまった。

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posted 310108 | comment (0)

◆椿三十郎

椿三十郎<普及版>






モノクロ画面の中で紅い椿をより紅く感じさせるために
ひとつひとつ黒く塗ったことでも有名な黒澤映画の傑作。

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posted 160108 | comment (8)

◆ブレードランナー・ファイナルカット

ブレードランナー 最終版
←こちらは「ディレクターズカット 最終版」のジャケット


ぼくはネットをチェックするまで知らなかった
この映画がカルトムービーと呼ばれていて
こんなにも沢山のフリークがいることを

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posted 271207 | comment (11)

◆偶然と必然(邦題=しあわせ)

しあわせ


いやあ、参った、感動しました
何の気なしにTVをつけたらその画面が突然目に飛び込んできた
このタイミング、偶然か?必然か?
白熊が人家の扉を破り中を荒らすドキュメンタリーみたいなものがフランス語でやってて、、、、

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posted 151207 | comment (2)

◆ラスト・サムライ、そして300

ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉




ちょっと前のことだけど
トム・クルーズ主演の映画『ラスト・サムライ』を観た。
ちょうどヘロドトスの『歴史』 の上巻を読んでいたときのことだ。

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posted 010307 | comment (4)

◆硫黄島からの手紙

硫黄島からの手紙




『父親たちの星条旗』に続く
硫黄島2部作第2弾『硫黄島からの手紙』を
ようやく観ることができた。

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posted 300107 | comment (0)

◆父親たちの星条旗

父親たちの星条旗


戦争映画は好んで観る方ではないけれど
(小学校のころは「コンバット」のサンダース軍曹に憧れ
板切れで作ったM16を持ち歩いて
戦争ごっこに明け暮れていたから
そんなえらそうなことは言えませんが)
この映画はどうしても観たい一本だった。

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posted 131206 | comment (0)

◆どついたるねん

どついたるねん デラックス版




この映画は避けて通れない。
技や芸に神が宿る奇跡の瞬間がある。
『どついたるねん』は、そんな奇跡を起こした映画のひとつだ。

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posted 120306 | comment (6)

◆メメント

メメント/スペシャル・エディション


タイムマシンやタイムスリップで
時間を遡ったり飛び越えたりするものや
時間軸を過去・現在・未来とぶつぎりにして描くものなど
「時間」がテーマの映画は沢山ある。
が、中でも出色なのが「メメント」だ。

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posted 261005 | comment (5)

◆2001年宇宙の旅

2001年宇宙の旅


衝撃的な映画だった。日本公開は1968年。
ぼくは小さい頃からSFが大好きで、小学生のときは
図書室でジュール・ベルヌをむさぼるように読んだし
中学生になるとSFマガジンも時々町に出ると
ドキドキしながら買っていた。その店では
SFマガジンは何故かSMマガジンの隣に置いてあったのだ。

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posted 091005 | comment (0)

◆Openning

兄弟仁義


はじめて観た映画って何だろう。
田舎だから近くに映画館はなかったし
小学校にやって来た移動映画館だろうか。
校庭に銀幕立ててやったこともあったんじゃなかったかな。
それとも、テレビでやっていた『名画劇場』かなあ。

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posted 060905 | comment (0)


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