« イギリスの侍 < mainpage > 哀しきうな丼 »
◆アンカラのミナレット
みっちりと斜面を埋め尽くす家々と
一本のミナレット
アンカラに行ったのは寒い時期だったから
記憶に残る風景も何処か赤茶けていて暗い
でも、ダウンタウンの風景はこの絵のようにカラフルで温かい
トルコと言えばイスタンブールの存在感が大きいが
首都はアナトリア半島の中心にあるこの町だ
お目当ては考古学博物館だったけど
近くはオスマン、遠くはヒッタイトやシュメールにまで遡る
その分厚い歴史はそのまま人類史で
観ていて全く飽きることがない
集落に佇む尖塔の姿に
降り積もった時間と人情を見た
posted:susumu140708
コメント
『トルコ料理はダイエットにオススメ』
というダバディさんのコピーに乗せられて
トルコ料理のサイトをウロウロしていたら、このスケッチの
原風景であろう場所の写真を見つけました。
描かれた時より、かなり時間がたってからの写真でしたが
ミナレットや家々はまさにこのとおり。
小高い山の斜面にみっちり家が建っていて
崩れかけた崖のすぐ横にも並んでいる。
ここ、本当は危なくて建ててはいけない場所だとか。
それでも日々たくましく生活している人達がいる。
ついでに「バムッカレ」や「イスタンブール」も
ネットで小旅行。
美しくて魅力的な場所ですね
もちろん、色々レシピも仕入れる事ができました。
この週末に挑戦です。
posted: pukupuku August 22, 2008 03:40 PM
料理で世界旅行ですか
いいですね 羨ましい
なんか急に
ジブラルタル海峡に向かう海岸線を眺めながら
少し冷えた安物の赤ワイン片手に
カタルーニャのパエリアを食べたくなってきました
posted: ssm August 27, 2008 07:42 AM
普通のパエリアは時々作るのですが
ＩＣＡＲＵＳさんが食べられた
カルターニャのパエリアってどんなのですか？
ちょっと調べてみたら
パスタのパエリアとかイカ墨のパエリアとか載っていたのですが
どれのことなんでしょう？
食べてみたくて
作ってみたくて。
トルコで史上空前の６０万部を越えた大ベストセラーの
歴史小説『トルコ狂乱』を読みたくて
あちこち探して見つけました。
このトルコの悲願であるＥＵ参加を
ことごとく反対していたギリシャが経済危機。
長きに亘る歴史的因縁のこの二ヶ国
いろんな意味で興味深いです。
posted: pukupuku February 28, 2010 04:22 PM
ヘロドトスの『歴史』を読めば
きっとボスポラス海峡をこの目で見たくなりますよ。
想えば、トロイア戦争は
地形的に見ればギリシャとトルコの戦争な訳で
この両国は昔から仲が悪いのです。
ところで、ぼくが食べたパエリアは
特別変わったものではなくシンプルなものでした。
でも、レモン絞ってワインで最高！でした。
おこげも美味しかったなあ。
posted: susumu March 1, 2010 12:14 AM